「会計ソフトをクラウドに変えたい」
「受発注をデジタル化したい」
「AIツールを業務に入れたい」
そのIT投資、補助金で導入費用の一部を賄えます。
デジタル化・AI導入補助金は、これまでの「IT導入補助金」が名称変更された制度です。令和7年度補正予算から名前が変わりました。旧名称で探していた方も、これが後継制度です。
ソフトウェアやクラウドサービスの導入費用を支援する制度で、中小企業・小規模事業者の生産性向上が目的です。
デジタル化・AI導入補助金とは
中小企業・小規模事業者が、業務効率化やDXのために、AIを含むITツール(ソフトウェア、クラウドサービス等)を導入する際、その費用を支援する制度です。
前身の「IT導入補助金」から、対象がAIツールまで広がり、名称も新しくなりました。会計・受発注・決済といった定番のソフト導入から、AI活用まで幅広くカバーします。
5つの申請枠|自社の目的はどれか
通常枠
ITツールを導入して、業務効率化やDXを進めたい事業者向けの、最も基本的な枠です。会計ソフト、顧客管理、在庫管理など、幅広いソフトウェアが対象です。
インボイス枠(インボイス対応類型)
インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフトの導入を支援します。ソフトに加え、PC・タブレット、レジ・券売機といったハードウェアも対象になるのが特徴です。
インボイス枠(電子取引類型)
発注する側の企業が受発注ソフトを導入し、取引先(受注側)に無償でアカウントを提供して使わせる、という取引網ぐるみの導入を支援します。この類型のみ、大企業も対象です。
複数者連携デジタル化・AI導入枠
商店街など、10者以上の中小・小規模事業者が連携してITツールを導入する枠です。地域全体のDXを狙う取り組みが対象です。
セキュリティ対策推進枠
サイバーセキュリティ対策のためのサービス導入を支援します。IPA(情報処理推進機構)の「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に載っているサービスが対象です。
主な補助上限額と補助率
通常枠とインボイス枠の補助上限は、申請枠と従業員数によって決まります。
通常枠
| ITツールのプロセス数 | 補助額 | 補助率 |
| 1〜3プロセス | 5万円〜150万円未満 | 1/2以内 |
| 4プロセス以上 | 150万円〜450万円以下 | 1/2以内 |
※最低賃金近傍の事業者は、補助率が2/3以内に引き上げられる場合があります。
インボイス枠(インボイス対応類型)
| 対象 | 補助額 | 補助率 |
| ITツール(〜50万円部分) | 5万円〜150万円未満 | 3/4以内(小規模4/5) |
| ITツール(50万円〜350万円部分) | 150万円〜450万円以下 | 3/4以内 |
| PC・タブレット等 | 〜10万円 | 1/2以内 |
| レジ・券売機等 | 〜20万円 | 1/2以内 |
※補助額の算定はITツール提供会社に依頼してください。
補助対象になる経費
枠によりますが、主な対象は以下です。
| 経費区分 | 内容 |
| ソフトウェア購入費 | 業務用ソフトウェアの導入費 |
| クラウド利用料 | 最大2年分 |
| 導入関連費 | 保守運用、マニュアル作成、導入後の支援など |
| ハードウェア | PC等、レジ・券売機(インボイス枠のみ) |
対象にならない主なもの
ハードウェア単体での購入(通常枠)、汎用性が高く目的外利用できるもの、既存システムの単なる置き換えなど。枠によって対象範囲が変わるため、事前確認が重要です。
この補助金ならではの仕組み|IT導入支援事業者
この制度には、他の補助金と決定的に違う点があります。
申請にあたり、「IT導入支援事業者」に登録されたITベンダーが提供するツールしか対象になりません。導入したいソフトが、この制度に登録されているツールである必要があります。
つまり、流れはこうなります。
- 導入したいITツール(登録済みのもの)を選ぶ
- そのツールを提供するIT導入支援事業者と組む
- ベンダーのサポートを受けながら申請する
任意のソフトを自由に選んで補助を受ける、という制度ではありません。 まず「使いたいツールが登録されているか」の確認が出発点になります。
採択率の実態|正直にお伝えします
過去の実績データがあるので、正直に共有します。
通常枠の採択率は4割弱です。「申請すれば通る」制度ではありません。 事業計画の質が採否を分けます。
なお、旧制度の実績では千葉県で年間1,000件以上が採択されており、身近で使われている制度です。
IT導入補助金2025(旧制度)の主な結果
| 申請類型 | 申請件数 | 採択件数 | 採択率 |
| 通常枠 | 23,672 | 8,936 | 約38% |
| インボイス対応類型 | 56,029 | 25,900 | 約46% |
私のサポート内容
① 使いたいツールが対象かの確認
導入予定のソフトが制度に登録されているか、どの枠が使えるかを一緒に確認します。
② 申請枠の選定
5つの枠のどれが自社に最適か、補助額が最大化される組み合わせを提案します。
③ 事業計画・申請内容のブラッシュアップ
採択率4割弱の通常枠でも通るよう、生産性向上の道筋を審査員に伝わる形で整理します。
④ IT導入支援事業者との連携サポート
ベンダー経由の申請は、役割分担が分かりにくいものです。全体を俯瞰して交通整理します。
⑤ 賃上げ要件への対応
プロセス数4つ以上の申請では、賃上げ計画の策定と従業員への表明が必要です。ここも支援します。
⑥ 採択後の実績報告
交付決定後の手続きまで伴走します。
NTTグループで16年、IT・データセンター領域を含む事業運営に携わってきました。ツール導入を「入れて終わり」にせず、業務にどう定着させるかまで見据えてお手伝いします。
② 事業計画のブラッシュアップ
審査項目は、経営戦略との整合性、事業の実現可能性、公的補助の必要性、政策面など多岐にわたります。頭の中にある構想を、審査員に伝わる形へ翻訳していきます。
私は大手通信グループで16年、事業計画の策定と役員への説明を担当してきました。数字の裏付けが甘い箇所は、審査員に必ず見抜かれます。 どこを問われるかを想定した組み立てをお手伝いします。
報酬体系
| フェーズ | 費用項目 | 金額 | 発生タイミング |
| 初回相談 | 無料 | 0円 | - |
| 事業計画策定 | 着手金 | 10万円 | ご契約時 |
| 申請書入力・電子申請 | 入力支援料 | 3万円 | ご契約時 |
| 採択 | 成功報酬 | 補助申請額の10% | 採択決定後 |
| 交付申請 | 申請料 | 3万円 | 交付申請時 |
| 実績報告 | 申請料 | 5万円 | 実績報告時 |
成功報酬は、採択がされて発生します。不採択の場合、成功報酬はいただきません。
よくあるご質問
Q. IT導入補助金は、もう終わったのですか?
名称が「デジタル化・AI導入補助金」に変わりました。制度としては継続しており、これが後継です。
Q. 好きな会計ソフトを買えば補助されますか?
いいえ。この制度に登録されたITツールが対象です。導入したいソフトが登録されているかの確認が必要です。
Q. パソコンだけ買いたいのですが対象ですか?
PC・タブレットは、インボイス枠でソフトと併せて導入する場合のみ対象で、補助上限も10万円までです。単体購入や通常枠では対象外です。
Q. AIツールは対象になりますか?
はい。AIを含むITツールが対象に含まれます。ただし制度への登録が条件です。
Q. 採択率はどのくらいですか?
旧制度の通常枠は4割弱、インボイス対応類型は5割弱でした。枠と計画の質によって変わります。
Q. 千葉県外ですが依頼できますか?
はい。オンラインでの相談・支援は全国対応しています。
まずは無料でご相談ください
準備には、思っている以上に時間がかかります。
「うちは対象になるのか」の確認だけでも構いません。
初回相談は無料・オンライン可・全国対応です。

